お口の開閉時、あごが痛い、口を大きく開けると音がなったりとする、そんな症状はありませんか?
これらの症状が気になりだしたら、「顎関節症」というあご関節の病気の可能性があります。
顎関節症は、歯の咬み合せが悪いために、顎関節の構造を変化させたり、精神的緊張やストレスがあごの周辺の筋肉に異常をもたらします。
そのまま放置しておくと、口が開かなくなったり、睡眠障害などの2次的問題を引き起こしますので、お早めに当院にて検査されることをお勧めします。
症状
顎関節症が疑われる場合、具体的には下記のような症状が出ます。
・大きく口を開いた時、下顎が横にずれる。
・下顎を横に動かしにくくなる。
・顎関節に雑音がみられる。
・頭を左右に回しにくくなる。
・歯を咬み合わせた時に痛む。
治療法
運動療法
開口や顎を動かす訓練をする事で、口が開きやすいようにする治療法。
おもに、筋肉の緊張を緩和させるために行う治療法です。
認知行動療法
顎関節症の原因となる悪い習慣やその背景を探り、患者様ご自身に原因を理解して頂き、頬杖、うつぶせ寝や、痛みのある側でものを食べることを控えて頂く等、原因を除去できるよう指導しています。
スプリント療法
「スプリント」という、歯列を覆う装具(マウスピース)を装着することで、顎関節や筋肉への負担を軽減し、歯ぎしりや食いしばりの負担から歯を守ります。
※当院でスプリント(保険診療)をつくります。★ 初めての方(初診)は、院長の診療になりますので、ご予約をおすすめします。
咬合治療
「噛み合わせ」が顎関節症の原因なのか結果なのか、実はその関係はまだわかっていません。
かみあわせの異常が原因となってそれを取り除くことにより症状の改善が見込める場合には、初期段階ではごく簡単な噛みあわせの治療を行い、治療の最後に最終的な噛みあわせの治療を行います。
薬物療法
お薬を使用して痛みを和らげたり、炎症を鎮める治療法です。
また、症状が重い方は、寝てる間の歯ぎしりや食いしばりを抑えるための入眠剤や、痛みの軽減のために抗不安薬・抗うつ薬を使用するときもあります。
久留米で顎に違和感がある方は、まずは当院(ごうはら歯科医院)に、お気軽にご相談ください。